年の瀬にあらためて思う「支えられている」ということ
今年もいよいよ残り数日となりました。
みなさまにとって、2025年はどんな一年だったでしょうか。
まずは何より、いつもレオケを応援してくださっているお客様、ファンのみなさまへ。
今年も本当にありがとうございました。
コンサート会場に足を運んでくださる方、SNSやブログを通して見守ってくださる方、その一つひとつの応援が、私たちの活動の大きな原動力になっています。
そんな応援に支えられながら、レオケにとっても今年は実に盛りだくさんの一年でした。
まず団の動きから。
数年ぶりに、弦楽器とホルンのWEB募集を再開したところ、たくさんのご応募をいただき、新しい仲間を迎えることができました。
最初はちょっと緊張気味だった新メンバーも、気づけばすっかり溶け込んで、和気あいあい。
この空気感、レオケの一番の財産だと思っています。
また、賛助奏者として参加してくださったみなさま、演奏会等に運営スタッフとして支援いただいたみなさまにも、心から感謝です。
レオケの音楽は、正団員だけでなく、こうして力を貸してくださる多くの方に支えられて成り立っています。本当にありがとうございます。
団内に目を向けると、今年は特に、各委員会やパートリーダー、セクションリーダーのみなさんの存在がとても大きな一年でした。
運営、広報、販促、演奏面、演出面、会場の確保や抽選参加、その他、細やかな気配りまで、それぞれの立場で団を牽引してくれました。
団長としていつも助けられ、支えられています。この場を借りて、あらためて感謝を伝えたいと思います。いつも本当にありがとう。
演奏活動を振り返ると、今年も印象的なステージが続きました。
5月は文京シビックホールでの第11回定期演奏会。
「みんなが知ってるジャズスタンダード」というテーマの通り、会場全体が温かく、また躍動し、楽しい空気に包まれたコンサートになりました。
同じく5月には池袋ジャズフェスティバルに出演。
屋外ならではの開放感の中で、レオケらしいサウンドをお届けできたと思います。
10月には、かけはし芸術文化振興財団さま主催公演に参加し、さらに帷子小学校への訪問演奏も実現しました。
子どもたちの素直な反応に、演奏する側も元気をもらう、そんな貴重な時間でした。
9月の団内アンサンブル会も忘れられません。
15組ものエントリーがあり、普段のオーケストラとはひと味違う演奏が次々と飛び出し、団内は大いに盛り上がりました。
そのほかにも、任意の親睦イベントもいろいろあったようで……団長もすべて把握しきれておりませんが、レオケが元気な証拠ですね(笑)。
活動の土台としては、もうひとつ嬉しい出来事がありました。
設立早期からレオケを助成対象として認定し、長く応援してくださっている「かけはし芸術文化振興財団」様に続き、今年は「東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京」様からも、レオケの理念や活動を評価いただき、助成認定を受けられることになりました。
団員一人ひとりがこれまで積み重ねてきた活動の結果が、こうして形として認められますこと、とても嬉しく、そして誇りに思っています。
来年2026年も、すでに予定がぎっしりです。
1月25日には第12回定期演奏会(パルテノン多摩)
6月27日は第13回定期演奏会(ミューザ川崎シンフォニーホール)
10月には練習/親睦合宿(軽井沢)
12月26日には第14回定期演奏会(ミューザ川崎)
こうして並べてみると、これは健康管理してしっかり当たらんとなぁと、少し背筋が伸びます(笑)。
2028年10月の結成10周年に向けて、これからはさらに演奏力の底上げを図りながら、
「聴いて楽しい」「見て楽しい」レオケの舞台を、みんなで磨いていきたいと思っています。
普段オーケストラを聴くことが難しい大人のお客さまや、いつもたくさん来てくれる子供たちにも、もっともっと音楽や合奏の楽しさを伝えたい。
すべては、応援してくださるお客様、ファンのみなさまのおかげです。
今年一年の応援に心から感謝し、来年もどうぞよろしくお願いいたします。
それではみなさま、良いお年をお迎えください。

